【砕石場?石を小さく砕いて何に役立てる?】2019年07月03日
皆様、砕石というものをご存知でしょうか?砕石は私たちの日常生活の中のごく身近な所で使用されております。
例えば、建物の基礎を安定させる為に使用されたり、電車の路線に敷き均したり、道路の下にも強度を増す目的で使用されています。今回は弊社で管理運営しております、産業廃棄物中間処理施設「砕石場」についてご紹介したいと思います🚜Facebookアカウント「@m1nam1kense2」に動画もアップされておりますので、是非ご覧になってみてくださいね📸
こちらの施設では、岩石をはじめ建設工事で出たアスファルトやコンクリートガラ(廃材)などを投入し、クラッシャーと呼ばれる専用の機械で、目的に合わせて再利用できるように種類やサイズごとに砕きます。
先日ご紹介しました、木材をチップにする破砕機と工程や目的がよく似ていますよね!木材とは違いとても固い石を砕くので、破砕の工程を「一次破砕」と「二次破砕」の2つに分けることや、使用機材についても固い石に負けない機材を使用するなど、木材の破砕とは違った点もあります💪✨
弊社砕石場では、自然にできた岩などを砕いた原石にコンクリート、レンガ等の建設廃材を破砕しものを混ぜた砕石「RC-40(品名)」、海や河川に入れて水底に基礎を作る「捨石(品名)」、基礎として使用する他に水量を制御することや土砂が流れ込むのを防ぐ為の「割栗砕石(品名)」といった3種類の砕石を取り扱っております。RC-40の40はサイズを表しており、40mmまでの大きさの砕石です。割栗砕石は約100~200mm程度の大粒の砕石で、蛇篭(じゃかご)と呼ばれる箱や筒の形をした金網の中に入れて河岸などにも置くことから、蛇篭石とも呼ばれているそうです。
ところで、「はっぱをかける」という慣用句を1度は耳にしたことがあると思いますが…強い言葉で激励をしたり、気合いを入れるという意味で使われますよね!
実は「はっぱをかける」は漢字で「発破💥を掛ける」と書くのですがご存じでしたか?
こちら(下の写真)は砕石場で発破をする際に爆薬を仕掛けるための穴を空ける機械です。映画などで目にしたことがあるかと思いますが、砕石場では実際に発破を掛ける作業も行っており、発破の様子についても随時ご紹介していきたいと思います!